2012年07月15日
いじめの思い出
中学一年の1学期の終わりごろのこと。
本当かウソか、ある先生と女子生徒の
淫らなうわさが流れていた。
毎日だれもがこそこそと本当らしい口調で
あちこちで話していた。
ある日、廊下で当の女生徒から声をかけられ
空き教室へ引き込まれた。
私もみんなと同じように噂を聞いていたし
その中にいたので、とっさに
「あんた何言よんのん？」 ときかれて
「私は何にも知らん」 と言ってしまった。
彼女がその時そのあと何を言ったか覚えていないけど
私が先生と彼女の淫らな現場を見たということに
なっていたらしい。
また、上級生と二人で見たという噂にもなっていたらしい。
さっそく口も利いたことのない上級生に確かめに行った。
「そんなん知らんで」 のひとこと。笑っていた。
私は自分が陥れられたことに気が付きました。
それからは、今思っても悔しい悔しい毎日でした。
当の先生は理科の担当でした。
私を当てて答えられなくて立っていると
「桃色のことばっかり考えているから…」
と嫌みを言い立たせられていました。
また、その先生は私たちの地区の担当で
夏休み前の集会でも何の脈絡もない時点で
「お前はピンクがすきやなぁ」と大勢の前で言うのです。
毎日毎日がこのような状態で苦しく、
仕返しに遺書を書いて死んでやろうかと思いました。
夏休みまえだったか、後だったか
苦しくて母に打ち明けました。
「もう学校には行けへん」と。
母は学校へ言いに行く、と言いました。
傍で聞いていた父が
「ほんまに言うてへんねんやなっ！」と、私に。
母には父が、「うちのすぐ近所に先生の親戚がある
学校へ言いに行ったらそこにも迷惑や」
私に「言うてへんのやったら、堂々としとれ」
「わかったか、堂々としとれ」 ときつく言いました。
何か憑き物が落ちたような清々しい気持ちで
子供ながら凛とできた気がしました。
そのような私を先生はどう見ていたかは
知る由もありませんが、私には関係ありません。
その後、直感的に上級生の二人の女子が
「この人が犯人？」と思わせる様子を見せました。
全く交流のない二人が私を見るとコソコソと
出合いそうになると目を伏せてさけるのです。
でも、もう関係ない、と私は思うようにしていました。
本当かウソか、ある先生と女子生徒の
淫らなうわさが流れていた。
毎日だれもがこそこそと本当らしい口調で
あちこちで話していた。
ある日、廊下で当の女生徒から声をかけられ
空き教室へ引き込まれた。
私もみんなと同じように噂を聞いていたし
その中にいたので、とっさに
「あんた何言よんのん？」 ときかれて
「私は何にも知らん」 と言ってしまった。
彼女がその時そのあと何を言ったか覚えていないけど
私が先生と彼女の淫らな現場を見たということに
なっていたらしい。
また、上級生と二人で見たという噂にもなっていたらしい。
さっそく口も利いたことのない上級生に確かめに行った。
「そんなん知らんで」 のひとこと。笑っていた。
私は自分が陥れられたことに気が付きました。
それからは、今思っても悔しい悔しい毎日でした。
当の先生は理科の担当でした。
私を当てて答えられなくて立っていると
「桃色のことばっかり考えているから…」
と嫌みを言い立たせられていました。
また、その先生は私たちの地区の担当で
夏休み前の集会でも何の脈絡もない時点で
「お前はピンクがすきやなぁ」と大勢の前で言うのです。
毎日毎日がこのような状態で苦しく、
仕返しに遺書を書いて死んでやろうかと思いました。
夏休みまえだったか、後だったか
苦しくて母に打ち明けました。
「もう学校には行けへん」と。
母は学校へ言いに行く、と言いました。
傍で聞いていた父が
「ほんまに言うてへんねんやなっ！」と、私に。
母には父が、「うちのすぐ近所に先生の親戚がある
学校へ言いに行ったらそこにも迷惑や」
私に「言うてへんのやったら、堂々としとれ」
「わかったか、堂々としとれ」 ときつく言いました。
何か憑き物が落ちたような清々しい気持ちで
子供ながら凛とできた気がしました。
そのような私を先生はどう見ていたかは
知る由もありませんが、私には関係ありません。
その後、直感的に上級生の二人の女子が
「この人が犯人？」と思わせる様子を見せました。
全く交流のない二人が私を見るとコソコソと
出合いそうになると目を伏せてさけるのです。
でも、もう関係ない、と私は思うようにしていました。
中学校を卒業して、直後に担任に手紙で
この時の事実と苦しかったことを
打ち明けました。
すでに、ご存じだったかどうかは
言われませんでした。
人づてに、よく頑張ったと言われていたと
聞きました。。
それから何年も経ち、二度と逢いたくないその先生に
娘が障害があったため教育委員会へ行くことがあり
バッタリ会ってしまいました。
私の思い込みかもしれませんが
先生がニコニコして私を見たときの屈辱感！！
その後何年かたって、娘が入所する施設が竣工した時
来賓であいさつするんです。
たまらない気持でした。
その話を母にしたら（父は他界していました）
「その先生の奥さん、あんたのことがあったから
妹を授業中いじめてんで、かわいそううやった」
気分は地獄でした。
私は妹に謝らんとあかんの？
私の何がわるいのん？
私のせいで虐められた・・・
もう、50年以上も前のことなのに
今でも、そのことは生きているんだろう・・・
わけのわからない負い目を感じながらいる。
先生はこの間亡くなった・・・
地域ブログサイト
亡くなった人の事を言うと、良くないことでしょうが、
なんとも、低レベルな先生なんでしょうね。
はっちゃんさんにとっては、いつまでも、ぬぐいされない思い出になってしまいましたね。
悲しい事です。
連日のいじめ問題の報道。
いじめた子供のことは、もちろん許されない事ですが、
教育委員長、校長の会見は、醜態をさらすばかりです。
大人や親の勤めって、なんでしょう？
見守る事、過ちを正す事、導くことでは、ないのでしょう？
夫婦、親子で、成績や勉強のことで、話し合うことは、あっても
子供も心の育ち具合を話すことなんて、ないのでは、ないでしょうか？
もっと、もっと、心を育てて欲しいです。
ここのところのいじめ事件で、私の経験をアップしました。
コメントしにくい事柄にお返事してくださって嬉しいです。
カンチさんのように思いを出してくださる勇気を
今滋賀の事件関係者に望みます。
あの中学校は教師がダメなのに子供たちが健全で
それだけがテレビを見ていても救いです。
痛々しいほどにおもえませんか？
一部でも先生の中に子供たちと思いを共有している
先生がいるなら勇気を出してほしいです。
子供たちに恥じないために。