2009年06月11日
個人的な体験
大江健三郎の「個人的な体験」を再読した。

何年か前にも読んだのに新たな感動でした。
大江さんの実体験をもとに書かれたこの本。
非常に重い障害を負って生まれた子供の死を願い、
罪悪感を紛らわせるための退廃的な数日間、
究極の間際で人間性を取り戻し
自分をたてなおしたほんの数日間の物語
今でも元気に音楽家である光さんが
そのようなスタートであったと感無量でした。
今朝テレビにピアノコンクールで優勝された
辻井さんの、祖父母さんがでておられました。
辻井さんが生まれたとき、おばあさんの悲嘆に
おじいさんが、「障害者は必ずどこかに生まれる
うちに生まれただけ」と言われたそうです。
おじいさんも産婦人科のお医者さん。
なっちゃんは音楽も出来ないけど
私を頑張らせる力をもっている。
これは誰にも不可能なこと

何年か前にも読んだのに新たな感動でした。

非常に重い障害を負って生まれた子供の死を願い、
罪悪感を紛らわせるための退廃的な数日間、
究極の間際で人間性を取り戻し
自分をたてなおしたほんの数日間の物語
今でも元気に音楽家である光さんが
そのようなスタートであったと感無量でした。
今朝テレビにピアノコンクールで優勝された
辻井さんの、祖父母さんがでておられました。
辻井さんが生まれたとき、おばあさんの悲嘆に
おじいさんが、「障害者は必ずどこかに生まれる
うちに生まれただけ」と言われたそうです。
おじいさんも産婦人科のお医者さん。
なっちゃんは音楽も出来ないけど
私を頑張らせる力をもっている。
これは誰にも不可能なこと

辻井さん、凄いですよね~!
前世、誰やったんやろ~?って思ってしまう(^O^)
きっと私も、子供を選んだし、娘も私たち夫婦を選んで
生まれて来てくれたと思ってます*^-^*
ことに意味があるんですよね。
なっちゃんが、自閉のままやったら
今の気持ちになれたかな?
私よりもっと毎日を大変に過ごしている人がまだまだいる。
みんなが「うちに生まれただけ」と言えるようになれば理想的!!